タイの山奥で生まれた、ルルルンのゴールデンシルクとその美容効果
鮮やかな金色に輝く、繊細で美しいタイのゴールデンシルク。
ゴールデンシルクからできた織物はシルク特有の光沢とハリが特徴で、その品質の高さから王族たちの衣装としても愛されていました。
一時はその生産が危ぶまれたというこのゴールデンシルクは、タイのシリキット王妃による養蚕支援プロジェクトによって見事復活を果たし、高級品として世界中で知られるまでとなりました。シリキット王妃は、様々な公式の席にこのゴールデンシルクで作られた衣装を身につけて出席され、このことから、別名「Queen’s Silk」と呼ばれています。
ゴールデンシルクが生まれるタイの山岳地帯
微笑みの国、タイ。チェンマイから南に150km走ったところにある、南北に川が流れる山岳地帯、トゥンフワチャーン地方は、ゴールデンシルクの産地です。清浄な空気に満たされ、美しい緑が広がっている田舎町です。ここで生み出されるゴールデンシルク(Golden Slik No.11)は、主要国家の蚕繭生産量のうち、わずか0.00013%という世界で最も希少な蚕品種のひとつなのだそう。
シルクを生み出す蚕は、とっても繊細です。農薬や化学物質などにとても敏感で、タバコの煙や、お酒の香りを感じるだけで蚕たちは弱ってしまいます。トゥンフワチャーン地方の澄んだ空気の綺麗な環境でこそ、元気な蚕、そして美しいシルクを生み出すことができるんですね。
ゴールデンシルクと美容
ルルルンプラス スムースゴールドに配合されているゴールデンシルクは、美容成分としてのみ使われる品種を使っています。製造工程の中で工業オイルなどと接触する可能性のある繊維製品で使われるシルクとは違い、冷凍保管でいつでもフレッシュな状態が保たれています。
そんなゴールデンシルクは、美容に嬉しい効果がたっぷり。詳しく見てみましょう。
セリシンによる保湿
シルクに含まれるタンパク質、セリシンは、お肌の水分を保持するために役立ちます。ヒアルロン酸やセラミドを作るための酵素の発現促進作用もあることから、保湿のための効果が期待されています。セリシンのアミノ酸の構造はお肌の天然保湿因子(NMF)の構造に似ているので、肌なじみがよいのも特徴です。
加えて、セリシンは、紫外線の防止、透明肌づくりにも効果があると言われています。シルクでできた洋服は、“天然のUVカット加工”を施した製品だと言われることがありますが、これもセリシンのはたらきによるものなんですね。
カロチンによる整肌
ゴールデンシルクの鮮やかな金色は、主にカロチンによるもの。ニンジンなどの緑黄色野菜に含まれる色素のひとつです。
カロチンには、紫外線からお肌を守り、肌のキメを整える効果があると言われています。合わせて、ターンオーバーを促進させる効果も期待されることから、ゴールデンシルクは、大人肌にも嬉しい美容成分であると言えますね。
実感してみて、ゴールデンシルクのパワー
トゥンフワチャーンの人々によって丁寧に育てられた繊細なゴールデンシルク。ルルルンプラス スムースゴールドをお肌にのせて、そのパワーに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。