メラニンにアプローチするデトックス成分・ナノスルフォラファン
シミのもととなるメラニンの産生を防ぎ、さらにお肌の持つデトックス機能を促進してくれる効果が期待されるナノスルフォラファン。
ルルルンONE WHITEに配合もされているスペシャルケアのための成分です。
メラニン刺激ホルモン・MSHとタンパク質分解酵素・プロテアソーム
ナノスルフォラファンには、シミに作用するふたつの効果があります。
ひとつ目は、メラニンの産生を防いでくれる効果。
表皮の基底層に存在するメラニン形成細胞・メラノサイトは、紫外線の刺激を察知すると、シミのもととなるメラニン色素をつくります。ただし、勝手につくりはじめるわけではありません。紫外線を受けると表皮細胞から出る物質、メラニン刺激ホルモン・MSHが、メラノサイトに働きかけ、メラニン色素を作るように指令を出すのです。
ナノスルフォラファンには、この指令が出されるのを妨げて、メラニンの産生・蓄積を抑制してくれる働きがあるんです。
ふたつ目がお肌の持つデトックス機能を促進する効果です。
ナノスルフォラファンには、細胞の抗酸化やお肌が本来持もつデトックス機能であるプロテアソーム(写真上)の働きを活性化して、シミのもととなる老人色素・リポフスチンの発生を抑制する働きがあります。
これによって老人性色素斑に代表される非メラニン性のシミも抑えこむことができるんです。
老人性色素斑とリポフスチンについては、「【大人肌のエイジングケア】シミの代表格・老人性色素斑とプロテアソーム」で詳しく説明していますから、合わせてチェックしてみてくださいね。
植物から抽出されるナノスルフォラファン
ここでナノスルフォラファンのできかたをご紹介します。
みなさんは「アブラナ科」の植物って意識したことはありますか?よっぽど植物が好きな方でないと、意識したことってないですよね。
ブロッコリースプラウトと聞けばイメージがつきやすいでしょうか。他にもブロッコリー、カリフラワー、ラディッシュ、クレソンなどがアブラナ科の植物で、それらに含まれるスルフォラファンは健康に良いことで知られています。
ナノスルフォラファンは、スイスで栽培されたガーデンクレスというアブラナ科の植物の中のスルフォラファンから抽出されています。栽培4〜5日目の新芽をすりつぶし、お水で抽出、そこからとれた新芽の抽出液を精製・濃縮して、ナノサイズのリポソームという玉ねぎのような構造をした多重層カプセルに閉じ込めます。
スルフォラファン自体は、もともと分解されやすい成分であるため、抽出が難しいことで知られているのですが、こういった精製で安定した抽出が可能となっているのです。