挑戦のパワーをもたらす“冷やすハーブ”、レモングラス
その香りがレモンを思わせることからその名がつけられたというレモングラス。レモンのように爽やかながら甘みもある香りが特徴のイネ科の植物です。
世界3大スープの1つとして有名なタイ料理、トムヤムクンにはレモングラスの茎を輪切りにしたものが使われ、そのほかのエスニック料理にも欠かせない食材としても知られています。
レモングラスのストーリー
レモングラスには世界各地に古い歴史があります。特にインドやスリランカでは数千年も前からハーブティとして飲まれており、インド伝統医学アーユルヴェーダでは、冷やすハーブと呼ばれ、熱を下げたり、感染症や腫瘍、下痢、腹痛を治療したりするのに使用されていたのだそうです。
さらに中国の伝統医学では、頭痛、腹痛、風邪、筋肉や関節の痛みを治療する生薬として、オーストラリアの先住民たちは、ハーブティを目や肌の痛みを緩和する洗浄液として、キューバでは、血圧を下げるために使用されてきました。日本に伝わったのは今から約100年前、「東京駅」が開業された1914年(大正3年)とされており、育てるのに高温と日光が必要となることから温室の環境を作って栽培されていたのだとか。
レモングラスの特徴
レモングラスは、インドや東南アジアを中心とする熱帯性気候で育つ背の高い植物で、その精油は根を除く全草から抽出されます。
エスニック料理に欠かせないハーブ
タイ料理のトムヤムクンに使われるレモングラス。トムヤムクンのほかにも、特に熱帯地方のエスニック料理における風味付けとして広く使用されていますが、これにはエスニック料理ならではの理由があるんです。
それは、唐辛子の辛味を心理的に和らげたり、シーフードの臭みを消したりする味覚へのはたらきのほか、食べ過ぎ、胃もたれなどの消化器系の不調や食欲増進といった効果。
以上のことからレモングラスは、心身ともに元気を与えるハーブでもあるんですね。
心とお肌への主なはたらき
レモングラスが“冷やすハーブ”と呼ばれる所以は、心へもたらすはたらきにも。爽やかながら甘みもあるレモングラスの香りには、悩みや精神疲労、興奮や緊張がある心に冷静さを取り戻す効果があると言われています。草のようなシャキッとした香りはさえない心に元気を与え、チャレンジ精神ももたらしてくれます。
そんなレモングラスからとれたエキスは、毛穴を引き締める収れん作用とニキビを抑制するための殺菌作用を持ち、肌本来の明るいツヤを導きます。
新しいことにチャレンジしたいときに
ルルルンプラス レモングラスには、インド産のレモングラス精油が配合されています。爽やかながら甘みもあるレモングラス精油で、新しいことにチャレンジしたくなっちゃうような挑戦のパワーをまとってみて。