その乾燥、保湿だけじゃダメかも。抗炎症で、脱「乾燥スパイラル」
「乾燥」は、美肌づくりの大敵。
お肌が乾燥する原因には、加齢、食事、生活習慣、間違ったスキンケアなど様々なものがありますが、乾燥したお肌はツヤや透明感がなく、進行すれば、ひび割れしたり粉をふいたりすることもあります。
乾燥したお肌に何が起きているのかを知ることで、これから来る乾燥の季節にどんなケアが必要か、分かるかもしれません。
乾燥したお肌に起こる「乾燥スパイラル」
「いろいろな保湿ケアを試しても乾燥が改善しない」という人を多く見かけます。この場合、保湿ケアだけでは解消できない、魔の「乾燥スパイラル」にはまっているのかもしれません。
スパイラル1:水分・うるおい不足
乾燥したお肌とは、文字通り、お肌(角層)の水分・うるおいが不足している状態のこと。健康な角層には約20%の水分が含まれていますが、これよりも水分が少ないお肌を指します。
スパイラル2:バリア機能の低下
角層の水分は、ツヤや透明感を与えるだけでなく、外部の刺激からお肌を守る役割を果たしています。つまり、乾燥したお肌は、外部の刺激から守る役割を果たせない肌、バリア機能が低下したお肌ともいえるんですね。
スパイラル3:炎症
こうしてバリア機能の低下したお肌は、身体の外からの刺激を防御することができず、炎症が起きやすくなります。この炎症は、皮膚炎やしっしんなどとも呼ばれ、赤みやかゆみを伴います。
さらに、ここで注目したいのが、微炎症。
微炎症とは、紫外線やストレスなどによって生まれる活性酸素が脂質と結びついてできる過酸化脂質による炎症、つまり身体の内側からの刺激によって起こる炎症のことで、かゆみなどの自覚症状がなく、鏡を見ただけでは分からないという特徴から、隠れ炎症と呼ばれることもあります。
バリア機能が低下したお肌は、外側からの刺激とともに、内側からの刺激をも防御することができず、微炎症を引き起こしやすいお肌とも言えます。この微炎症も、その4で紹介するさらなる乾燥やシワ、シミ、くすみなどの肌トラブルの原因のひとつなのです。
スパイラル4:さらなる乾燥
赤みのある炎症も、そうでない炎症も、コラーゲンを破壊したり、お肌の水分を保持する役割を持つセラミドやNMFを作る材料を壊したり弱めたりします。これによってさらに保湿されづらい肌に。つまり、炎症によってさらなる乾燥が引き起こされるというわけです。
また、この炎症が改善されないままでいると、お肌は慢性的な炎症を起こしていることになり、ターンオーバーが加速、保湿成分が充分に作られていないままの細胞がお肌の表面に現れます。さらに、慢性的な炎症は活性酸素を発生させる原因でもありますから、活性酸素によって常にお肌は傷つけられ、これも乾燥を進める要因となります。
「乾燥スパイラル」を断ち切る!
乾燥によるバリア機能の低下から引き起こされる炎症。そしてその炎症から引き起こされるさらなる乾燥。この「乾燥スパイラル」にはまってしまったお肌は、水分を蓄えるための成分が壊されてしまっていますから、どんなに保湿ケアをしても乾燥の根本的な解消はとはなりません。
そんな「乾燥スパイラル」は、保湿に加えて、炎症を解消することで断ち切りましょう。
ニュージーランド産 マヌカハニー
ルルルンプラス スウィートドロップに配合されているマヌカハニーは、そんな乾燥にぴったりの成分。ハチミツのもつ保湿効果とともに、マヌカのもつ抗菌、抗炎症効果の2つのアプローチによって、乾燥のスパイラルを断ち切ってくれることが期待されています。
マヌカハニーとは、ニュージーランドだけに自生するマヌカの木の花蜜をミツバチたちが集めたハチミツです。マヌカの木は、ニュージーランドの原住民マオリ族の間で“復活の木”、“癒しの木”と呼ばれており、その葉や樹皮、新芽などが多くの病気の治療に使われていたんだそう。花は小さく、キュートな白色をしていて、12月ごろのたった4週間、盛大に咲き乱れます。
このマヌカハニーには、胃炎や整腸にも効果があるとされており、お肌から取り入れるだけでなく食べることでもマヌカハニーのパワーを実感できるかもしれませんね。
ちなみに、アカシアの花を蜜源とするアカシアハチミツはピンクのルルルンに、菩提樹の花を蜜源とする菩提樹はちみつは北海道のプレミアムルルルン ラベンダーの香りとウッディの香りに配合されていますから、あわせてチェックしてみてください!