ルルルンフェイスマスクを形づくる素材たち
ルルルンベーシックシリーズのフェイスマスクは、少し薄めである一方、スペシャルケア用フェイスマスクは厚め。厚さ以外にも、美容成分をたっぷり保持できる素材、ふわふわした肌ざわりの素材など、ルルルンのフェイスマスクは商品の目的に合わせて、それに適した素材を組み合わせ、作られています。
今回は、そんなルルルンフェイスマスクをつくっている素材について、ご紹介します。今まで使っていたフェイスマスクが少しだけ違って見えるかも?
ルルルンフェイスマスクの素材たち
ルルルンのフェイスマスクは、主にコットン、レーヨン、パルプ、マイクロファイバーからできています。
ルルルンでは、これらそれぞれの素材がもつ特性を活かすように、その組み合わせや配合比率なども、化粧水や美容液の成分と同じように、日々研究を重ねているんですよ。
コットン
上の写真は、木綿植物の綿毛。
コットンは日本語で綿、木綿といい、この綿毛からコットンが作られます。木綿植物はクリーム色の綺麗な花を咲かせますが、次の日にはその色は赤に代わってしおれてしまいます。そのあとに、大きな実ができて、実が割れ、そこから写真のようなコットンの線維(コットンボール)が出てくるのです。この繊維から布が織られます。メキシコでは紀元前5000年、パキスタンでは紀元前3000年、南アメリカでも紀元前からコットン栽培が行われていたといされているほど、古くから人類に愛されていた素材だったんですね。
素材としてのコットンの特徴は、肌ざわりの良さにあります。柔らかく、肌をチクチク刺激することがないので、肌着や赤ちゃんの布おむつなどでも定番の素材です。
レーヨン
レーヨンとは、木材の線維のセルロース部分から、絹に似せて作られた繊維。
世界で初めて製造された人工の線維と言われていて、その当時は絹は高価で、ヨーロッパの貴族しか手に入れることができなかったため「絹に近いものを」との思いから開発されたんだそう。地球上にもっとも多く存在する炭水化物・セルロースから作られているので、人工繊維といえど、とってもエコな素材。焼却しても有毒ガスが発生せず、二酸化炭素と水になり、土に戻すことも可能です。
レーヨンには、絹のような光沢感やドレープ感、柔らかさなどの特徴があるのははもちろんのこと、吸湿性や放湿性に優れ、摩擦に強いというフェイスマスクの素材にぴったりな特性も持っています。
パルプ
パルプとは、モミ・マツなどの針葉樹と、ユーカリ・ポプラといった広葉樹を原料とする木材チップから製造される植物繊維。
あるフランス人が、スズメバチの巣が木の繊維でできていることを発見したことから生まれたとされ、今では紙の原料として広く使われています。針葉樹の繊維が長い特徴から丈夫さを、広葉樹の繊維が短い特徴からキメの細かさを兼ね備えています。
マイクロファイバー
マイクロファイバーといえば、タオルやメガネ拭きによく使用される素材。直径が8マイクロメートル以下、髪の毛の100分の1以下の超極細な化学繊維です。開発されてからの歴史はまだ浅いものの、近年では、マイクロファイバーを色づけした粉を頭にふりかけて、毛髪に絡みつき、増毛した様に見える増毛用の商品にも使われているんですって。
極細繊維のマイクロファイバーのフェイスマスクに採用することによって、お肌にやさしくふわっとのる、気持ちよさを実現しています。さらに、マイクロファイバーは、天然繊維以上の吸水性や保湿力ももっています。『ルルルンのフェイスマスクの薄さと「ふわふわなのに密着」を実現した理由』にて詳しくご紹介していますから合わせてチェックしてみてくださいね。
ルルルンONEのミルフィーユシート
ルルルンのスペシャルケア用マスク・ルルルンONEは、レーヨンとパルプを重ね合わせた三層構造のミルフィーユシートを採用しています。
お肌への負担が軽く、優しい肌ざわりのレーヨンを1の層と3の層へ、美容液をたっぷり含むことができるパルプを真ん中の層へ。お肌に優しく密着しやすい、かつお肌へうるおいを届けやすいフェイスマスクが、このミルフィーユシートだといえます。
いつものルルルンとは少し違った、ちょっと贅沢なフェイスマスクは、このミルフィーユシートによって実現されているんですね。
ルルルンはマスクの素材にもこだわります
どんなに良い美容液を入れていてもお肌に届かなければ意味がない。だからこそ、ルルルンはフェイスマスクの素材にもこだわっています。今日の夜、あなたのルルルンでそのこだわりを確かめてみてくれると、嬉しいです!