保湿力を鍛える、京都・伏見の酒粕エキス

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日本の伝統食文化、日本酒。

近年は「SAKE」として、世界中でその存在が知られるようになりましたよね。

なかでも、日本の伝統文化の中心地である京都の伏見で作られる日本酒は「伏見の女酒」と呼ばれ、伏見駅前の専門店街には全国からファンが集まるほど。

そこで今回は、京都伏見の日本酒とそこから得られる酒粕について、ご紹介します。

伏見の女酒？

そもそも日本酒は、米と麹と水を主な原料とするお酒で、特に“水”は「一升の酒に、八升の水がいる」とされて、酒造地として発展するためには質の高い水に恵まれている必要がありました。

伏見は、良質の豊富な水に恵まれた地域で、日本に稲作が伝わったとされる弥生時代には、もう日本酒づくりが始められていたのだそうです。

日本酒は、硬水を使った「男酒」と軟水を使った「女酒」と、水の性質によって分けられますが、「伏見の女酒」はキレのある辛口の男酒に比べて、やわらかでなめらかな口当たりが特徴です。

日本酒から得られる酒粕？

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このように古くは弥生時代から、現在では世界中で愛されている日本酒ですが、日本酒を作る工程で得られる酒粕（さけかす）が、美容成分として人気を集めているのをご存知ですか？

ここからは、その酒粕について、みてみましょう。

酒粕とは

酒粕も、日本酒と同様に日本の伝統食文化を代表する食材のひとつ。

グルコシルセラミドというセラミドと糖が結合した物質や、お米やお米を発酵する事で得られる糖やアミノ酸などの栄養成分が豊富に含まれており、昔から日本人が様々な料理に利用してきただけでなく、近年では、栄養成分や美容成分の多い食材として「食べる点滴」とも呼ばれます。

酒粕のできかた

そもそも日本酒づくりは、精製して蒸された原料米に、麹菌をふりかけて米麹へと変化させることから始まります。そこから酵母と水を加えて、もろみを育てた上で絞ったり、分離させたり、ろ過させたりして、ようやく出来上がり。何気なく飲んでいる日本酒ですが、とっても手間がかかっているんですよね。

酒粕は、この工程中の、育てたもろみを絞る「上槽」という工程で得られる“絞りかす”です。

酒粕エキスの美容効果

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そんな酒粕から抽出した酒粕エキスには、ごわついてしまった大人肌にぴったりの保湿効果があります。

そもそも、大人肌って……

酒粕エキスのお話の前に、そもそも大人肌とはどんな状態にある肌なのかをお話します。

まず、年齢を重ねるにつれて、肌内部の水分は、加齢によって減少しています。その要因はターンオーバーの乱れやバリア機能の低下、保湿成分の減少など様々ですが、水分の不足した大人乾燥肌は、水分を保つ力が弱くなり、カサついて硬く、ごわつき肌を引き起こす原因となります。

このごわつきは見た目の印象を悪くしてしまうだけでなく、化粧水や美容液の浸透にも悪影響が。水分が不足した大人肌には、定期的にごわつきをほぐしてあげるケアとともに、お肌の保水力を鍛えるケアを加えることが大切なのです。

保水力を鍛えるケアに、酒粕エキス

お肌の保水力を鍛えるケアのためにルルルンが見つけた成分こそが、京都伏見の酒粕エキスです。

酒粕エキスに含まれる糀発酵グルコシルセラミドには、NMFを生み出すのに重要なタンパク質・フィラグリンの産生を促進するはたらきのほか、NMFの最も大きな構成要素であるアミノ酸を増やすはたらきがあります。

NMFとは、角層に本来持っているうるおい成分（天然保湿因子）のこと。水分を取り込んで、それをかかえこむはたらきに優れており、肌の保湿を司り、外部刺激からのお肌を守る大切な成分です。さらに、細胞同士を支える役割ももっているので、シワやたるみを防ぐ働きも担っています。フィラグリンは、角質細胞が奥から表面へと移行する過程でアミノ酸にまで分解され、これがNMFへと変化するのです。

なお、NMFについては「NMF、コラーゲンの源・アミノ酸で、お肌の底上げケアを」でもご紹介しているので、あわせて参考にしてみてください！