60兆個と言われたり、37兆個と言われたり、諸説はありますが、いずれにしても私たち人間の身体は膨大な数の細胞からできています。

そしてそれらの細胞が、整然と秩序的に組織化されて、身体や臓器などの器官が形作られ、機能的に動いている。私たちは、単なる細胞のかたまりではないのです。

単なる細胞のかたまりではない

細胞は細胞同士でくっついている

私たちの身体は細胞が周囲の細胞と接着することで形成され、仲間の細胞同士が協働してそれぞれの役割を果たしています。

細胞同士の結合と役割に関する面白い実験があるのですが、肝臓の細胞と腎臓の細胞をばらばらに混ぜておくと、やがて肝臓は肝臓同士、腎臓は腎臓同士が集まって塊を作ったというもの。

これは接着装置である「アドヘレンスジャンクション」の中の「カドヘリン」という接着分子のおかげ。カドヘリンには、同じタイプのカドヘリン同士がくっつこうとするという性質があるんだそうなのです。

アドヘレンスジャンクションの図解

また別の実験で、カドヘリンを失った細胞では、細胞同士が集まっても安定した結合ができないということも分かっていることから、カドヘリン(細胞同士の結合)なしには、細胞が与えられた役割を果たすことができないともいえるでしょう。

肌細胞もまた同じ

肌細胞の役割

肌細胞には、①外的刺激から体内を守るバリア機能、②体温を調節する機能、③熱い・冷たい、痛いといった感覚を伝える知覚機能、④体内の水分を保ってくれる保湿機能といった役割が与えられていますが、肌もまた、アドヘレンスジャンクションのカドヘリンで細胞同士がくっついて、これらの役割を果たしてくれています。

この結合が弱まれば、外的刺激から体内を守れず肌荒れを引き起こしたり、体内の水分を保てず乾燥が起きたりする原因になります。

細胞同士の結合を強化して土台を整える「MARSturizer™」

火星

アドヘレンスジャンクションのカドヘリンへアプローチするはたらきが期待されるスキンケア成分「MARSturizer™」

火星(MARS)に似た過酷な環境でも生存する微生物由来のエキスで、紫外線などの外部刺激やクレンジングによって乱れがちな肌のバリア機能を⾼めて、肌細胞の役割である⽔分保持⼒を⼟台から整えます

memo:「地球の火星」と呼ばれる川

リオ・ティント川

スペインのリオ・ティント川は、重金属や化学物質、酸によって血のような赤色をした川。地表環境が似ていることから宇宙生物学者から「地球の火星」と呼ばれ、地球外生命体の可能性を探るべく、生存する生物の研究が進められているのだとか。

MARSturizer™は、このリオ・ティント川に生息する微生物から得られる発酵エキスです。

ルルルン クレンジング マイルドジェル

「ずっと調子いいかも」な肌を追い求めてフェイスマスクブランド「ルルルン」からクレンジングが新登場!

「ルルルン クレンジング マイルドジェル」は、肌のバリア機能を高めることに着目。MARSturizer™や肌のバリア機能をサポートする「ハチミツエキス」、肌の再生力を強化する「モモの葉α-グルカン」も配合して、肌のコンディションを整え、使うほどキレイに導く処方です。ぜひお試しください!

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