加齢による皮脂の【量と質】の変化
このグラフは、年齢による肌の水分量と皮脂量の変化を表したもの。
青いラインで示された皮脂量は、35歳をすぎると急激に減少していっています。
皮脂は、肌の上を薄い膜状に広がり、保湿したり外界の刺激から肌を守ったりするバリア機能の役割を果たす大切なもの。そのはたらきから天然のクリームと呼ばれることもありますが、皮脂量が減ってしまうことは乾燥やかゆみ、シワ、肌への刺激を引き起こす原因にもなります。
そして皮脂は、年齢を経るにしたがって、量だけでなく質までもが変化してしまうことを、みなさんご存知ですか。
皮脂の質も、年齢によって変化する
皮脂の大部分は脂肪酸で構成されており、さらにその脂肪酸は、不飽和脂肪酸と飽和脂肪酸の大きく2種類に分けることができます。
飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の違い
不飽和脂肪酸は常温では液体で、サラサラとしています。オリーブオイルやごま油にこの不飽和脂肪酸が多く含まれます。学生のころに教室にかけたワックスをイメージするとわかりやすいかもしれません。一方、飽和脂肪酸は常温でドロドロとした固体。バターやチョコレートなどに多く含まれる脂肪酸です。
2つの皮脂バランスが大切
不飽和脂肪酸ばかりになってしまえば、サラサラのまま肌を流れていってしまいますし、反対にドロドロの飽和脂肪酸ばかりになってしまえば、うるおいが肌へうまく広がらないでしょう。つまり、皮脂のもとになる成分をただ補うのではなく、この不飽和脂肪酸と飽和脂肪酸のバランスを整えながらケアすることが重要なのです。
加齢で崩れていく皮脂バランス
ここで注目したいのが、年齢を経るにしたがってこの皮脂バランスが崩れ、ドロドロとした飽和脂肪酸の割合が増えていってしまうということ。
飽和脂肪酸の割合が増えていくのは男性も同様ですが、男性は分泌量が豊富でありテカテカしたツヤが生まれます。一方女性は皮脂量が減少していますから、うるおいにムラができて、乾燥したり外界の刺激からうまく肌を守れなくなったりします。
「あの頃」の皮脂バランスを取り戻す!
一般に理想的な皮脂バランスを保っているとされるのは、22歳前後の女性だといわれます。
皮脂の分泌過剰が原因でよくできていた思春期ニキビも落ち着き、内側からうるおっているなめらかな肌。汗も爽やかに流れ、テカリもカサつきもなく、夜までお化粧直ししなくてもなんとかなったあの頃、です。
そんな22歳の皮脂バランスへと整えることに着目した美容成分「L22®」があります。
理想の皮脂バランスへ導くL22®
L22®は、健康的な22歳の皮脂バランスを再現した美容成分。ホホバ、マカデミア、オリーブの3つのオイルから作られた植物由来成分で、ごわついた肌を優しくほぐし、理想の皮脂バランスへ近づけます。
ホホバの木から採れるオイルは、皮脂に含まれるワックスエステルという成分にとてもよく似ています。
マカデミアの種子から採れるオイルは、ホホバオイルとくっつくと、皮脂に含まれる中性脂肪(トリグリセリド)とそっくりの組成に。
皮脂を構成するスクワレンの源となるオリーブオイル。スクワレンは様々なものに含まれますが、オリーブ由来のものは皮脂に存在するスクワレンに特に似ています。
L22®配合!新発売の「プレシャスGREEN」
40代からのエイジングケアシリーズ・ルルルンプレシャスにGREENが登場しました。
今日紹介したL22®のほか、グルコオリゴ糖、ハトムギ発酵エキス、プランクトンエキス、浸透型コラーゲンを配合。皮脂バランスを整えながら、肌本来のバリア機能を活性化させる肌メンテナンスタイプのフェイスマスクです。
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