[ルルルン×生化学]血管がない角質層に水が行き渡るのはなぜ?
リニューアルしたルルルン、もう使ってくれましたか?
よりいっそう「毎日使い」にこだわった新処方で、毎日コツコツキレイを積み重ねるスキンケア、始めてみてくださいね。
10年目のルルルンが着目したのは「生化学」
生化学ってみなさん知っていますか?
大辞泉で調べると「生物の生命現象を、化学的方法を用いて研究する学問」と出てきます。
例えば、食べたご飯がエネルギーになるという一つの生命現象を、デンプンが消化酵素でブドウ糖に分解されて、ブドウ糖が血液に吸収されて、その血糖(ブドウ糖)がATPを作り出し……と化学(化学反応)を用いて解き明かすこと。
命(またはその生体を構成している分子)は超自然で神秘的なものではなく、物理や化学の法則で説明できることを明らかにしたのが生化学です。
生化学と私たちの暮らし
生体について分子レベルで合理的に考える生化学は、病気の予防や治療といった医療の分野、食べものが持つ機能を健康に役立てようとする食品の分野など、私たちの暮らしの中でも広く活用されています。
生化学に対して最も偉大な貢献をしたと言われる生化学者のアルバート・L・レーニンガーも「生化学の知識は、理系の一分野としての知的興味にとどまらず、社会に対して多大な影響力を与え、どのような職業、専門分野の人にとってもその知識と理解は有用である」との言葉を残しているのだとか。
生化学と新ルルルン
肌質や肌悩みは人によって違うけれど。生体の反応が化学の法則で説明できるなら、この生化学を使えば美肌をつくる要素だって明らかにできるはず!だからルルルンも、この生化学を応用して肌の仕組みや美肌を構成する要素を研究することにしたのです。
中でもルルルンが着目したのが、肌のバリア機能。美容雑誌などでもよく見かける「バリア機能」のキーワードを、生化学の観点から考えてみました。
その2.物理的バリア層
その1.微生物学的バリア層についてはこちら
その3.生物学的バリア層についてはこちら
物理的バリア層のひとつが角質層です。「角質が隙間なく整然と並んでいる状態」の角質層により、外界からの刺激も内部からの水分の蒸散も防ぐことができます。
「角質が隙間なく整然と並んでいる状態」とは、角層が水分で満たされ、ふっくら弾むようなハリとツヤがある肌状態のこと。角質細胞が高い密度で組み合わせられることによって、丈夫な肌バリアを保ち、健やかな状態をキープすることができているのです。
血管が通っていない角質層は、血管による栄養や水分の運搬ができない
血管による栄養や水分の運搬ができない角質層が、自らを水分で満たすことができるのはなぜでしょうか。
そのカギになるのが、皮膚にあるケラチノサイトの細胞膜に存在するタンパク質「アクアポリン」です。
アクアポリンがトンネルのような穴を形成することで、水が細胞膜を横切って細胞間を移動することができるように。実際の実験でも、このアクアポリンがないお肌では水分量が減少し、弾力性が低下することや、キズの治癒力が低下することが明らかになっています。
体内の水分は浸透圧によってすみずみにまで広がるのをご存知ですか
浸透圧とは、濃度を一定に保とうとして、濃度の薄い方から濃い方に水分が移動する力のことです。
きゅうりを塩水につけると水分がぬけてしんなりするのは、浸透圧の差によってきゅうりの細胞内の水分が外に引き出されて水が抜けるからですが、わたしたちの肌も水分量が一定に保たれるよう、浸透圧で調節されています。ちなみに、この際に使われるのがカリウム。体内に存在する量がもっとも多いミネラルです。
つまり、アクアポリンを活性化し、カリウムの浸透圧を利用して水分を角質層のすみずみにいきわたらせる「水巡メカニズム」を整えれば、健やかなバリア機能だけでなく、もちもち感やハリツヤも保つことができるのです。
「青のルルルン」10年目のリニューアル!
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肌のすみずみに水分をいきわたらせる「水巡メカニズム」に着目した白茅根エキス、サンシキスミレエキスを配合。角質細胞にあるカリウムチャネルに働きかけて、うるおいを効率よく肌全体に届け、みずみずしくぷっくり頬が輝くような肌へ導きます。
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