お洒落な江戸の女性たちが肌や髪のお手入れに使っていたのはツバキ油。日本古来の美容オイルです。そんなツバキ油の一大産地は、東京竹芝から約2時間、伊豆諸島に位置する利島(としま)。人口300人ほどのその小さな島は約20万本のツバキの木で覆われ、そのもとで200年以上にわたりツバキ油づくりが続けられているといいます。農家さんの手で一粒一粒大切に拾われ、伝統的な方法で丁寧に圧搾抽出された利島産のツバキ油は、高品質として人気。無農薬・化学肥料不使用のオーガニックで環境にやさしい製法であることから、東京都のエコ農産物「東京エコ100」の認証も受けています。皮脂と同じように、オレイン酸を多く含むことから肌なじみがよく、柔らかくなめらかな肌へ導きます。
*保湿成分 ツバキ種子油


















環境や社会に配慮した「エシカル」と呼ばれる考え方を生活に取り入れている人たちが増えていますが、東京の前身である江戸がかつて世界一のエコ社会であったことを知っていますか。 一着の着物は、修繕をしながら徹底的に着倒されたあと、おむつや雑巾などにリサイクル。ぼろぼろになった後はかまどの燃料に。さらに、その灰まで畑の肥料になったり、食器づくりの材料にしたりなど、徹底的に使い抜いたのだそうです。ほかにも、食品を買うときは容器を持参したり、1冊の教科書を修復しながら100年以上使いまわしたり……。限られた資源を最大限に生かそうと、独自のエコ社会を築いていたのです。 環境や社会に配慮するエシカルな美しさを広げるなら、かつて世界一だったここ東京から。もう一度。東京ルルルン(粋な椿のマスク)には、そんな決意を込めています。




























































